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元RCCスポーツアナが熱烈応援!

こちら赤ヘル実況席

優勝へ絶体絶命のカープ

2015/09/08

 残り23試合となった今季のカープ。借金5、首位阪神に5.5ゲーム差と大差をつけられ、優勝は絶望的だ。仮に優勝ラインを78勝とすると、阪神は14勝6敗、ヤクルトは14勝5敗で達する。3位の巨人は15勝3敗と厳しい。カープに至っては21勝2敗と奇跡に近い数字だ。例年優勝を狙うチームは最終盤で勢いに乗るが、今季はどのチームも決め手を欠き一進一退が続いた。だが、ようやくここに来て阪神、ヤクルトのマッチレースになってきた。なかなか波に乗れなかったカープにも、何度もチャンスがあっただけに歯がゆい。
 それでもカープファンは優勝を信じ、最後まで声援を送る。その証拠にマツダスタジアムの満員状態は続く。カープナインがこれをどう受け止め、意地を見せるかだ。 

 首位戦線に食い込んだチームの大半は9月に入ると、どの試合も大事な意味を持ってくる。それ以上に節目になる試合は絶対に落とせない。カープは8月21日からの巨人3連戦で初戦を失ったが、その後は連勝。さらに雨で2連戦となった阪神戦にも連勝し、首位とのゲーム差を6.5から4.5ゲームと縮め期待を持たせた。だが今季のカープは下位に分が悪い。28日からのDeNA戦に負け越し、5、6位のDeNAと中日に14勝26敗12の負け越しだ。それでも上位3チームのもたつきで、この段階でも上位進出の可能性は残っていた。しかも2日の阪神戦に勝利したことで、翌日も勝てば一気に2.5差に迫るところであった。
 だが、またもや肝心なところで負けたうえ、4日からのヤクルト戦も1勝2敗と3カード連続の負け越しとなれば、優勝は諦めざるを得ない。 

 カープファンは、せめてCS進出を果たしてくれと願う。3位巨人とのゲーム差は3.5。この差も残り試合から見ると厳しい戦いを強いられる。しかも予備日に雨流れゲームが入り、18日から29日まで12連戦のハードな日程が組まれた。それも今季相性の良い巨人との直接対決が2試合であるのも辛い。また課題の先発5人目の投手は一向に現われない。前田、黒田、ジョンソン、福井の登板間隔が短くなるのは致し方ない。この4本柱の登板試合は絶対に落とせない。だが攻撃陣は相変わらずの凡打、拙攻が目立ち、先発陣の負担は大きくなる。この負の連鎖は守りにも影響し始めた。明るい材料に乏しいカープ。結局、黒田、新井の復帰で戦力アップしたカープへの期待は幻で終わるのか。それでは余りにも不甲斐ない。
                                                        (9月7日記)


こちら赤ヘル実況席

プロフィール

鈴木信宏(すずき・のぶひろ)

1946年東京生まれ。1970年スポーツアナウンサーとして中国放送(RCC)入社、カープ戦の実況はを800試合以上を数える。2006年定年退職後も、カープへの熱い思いを胸に、執筆などで活動する。著書に「カープとともに真っ赤に燃えたマイク人生」(文芸社)がある。

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