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温泉ソムリエが自ら入浴!

厳選!中四国温泉ガイド

岡山県 真賀温泉 真賀温泉館

2015/09/01

温泉ファンにとって「たまらない言葉」があります。
それは「足元湧出」です。
簡単に言うと、温泉が湧き出ている真上を浴槽にしてしまったという事です。
ですから、当たり前のように掛け流しで、しかも温泉が一番新鮮な状態で入浴できます。

ですが「これが非常に難しい事」なのです。

たとえば出てくる温度が熱すぎると入浴できません。
さらに「自然湧出」していなければ「擬似的」な物になってしまいます。

この大変貴重な「足元湧出」がある程度集まっているのが、中国山地の岡山県北部・鳥取県南部にあります。
その貴重な温泉の一つが岡山県真庭市にある「真賀温泉」です。
ちなみに真賀温泉には「真賀温泉館」のみなので、この後は「真賀温泉」と書きます。

国道沿いの山の斜面に張り付くように建っている「真賀温泉」は、増築のされた部分と、昔から使い続けられている部分があります。
この元来からある建物内には男湯・女湯・家族湯・そして「幕湯」があります。

「真賀温泉」最大の特徴がこの「幕湯」です。
その昔、お殿様が入浴するときに「幕」を張り巡らせて入浴したので「幕湯」と言われているそうです。

この「幕湯」が「足元湧出」の「超極上湯」なのです。

細長い浴室は、大人が4人も入るといっぱいです。
そして、その狭い浴室にある浴槽には、さらに驚かされます。
浴槽の真ん中が、めちゃくちゃ深いのです。
小柄な方は要注意、はっきり言うと危ないレベルです。

……溺れます。

実は、その深い箇所の岩の割れ目から適温の名湯が湧き出ているのです。
ヌルヌル系の温泉は肌に優しく、また長湯が出来る最適な温泉です。
中国地方の「足元湧出」のお手本の様な施設です。

この「幕湯」に入浴するときには、「最大の注意事項」があります。
それは、大人4人でいっぱいになるほど狭い浴室にもかかわらず、なんと「混浴」なのです。
ですので利用には、ちょっとした「マナー」が必要です。

まず番台の方に「幕湯」を今何人くらい利用しているか、それは男性か女性かを聞きます。
そして異性の場合や利用者が多い時は、ひたすら先客が出るのを待つか、「幕湯」をあきらめて男湯・女湯に入浴するしかありません。
ちなみに異性が「幕湯」を利用していて、空くのを待っていても、利用者と同性の方が後から来て、先に入浴してしまうこともあります。
それでも、文句を言ってはいけません。
当然のことながら、予約制でもありません。

ですので、ひたすら待っていても入れないこともあります。
基本的には「幕湯に入れたらラッキー」くらいの心構えで行くようにすべきです。

男湯・女湯も「掛け流し」で使われているので、基本的には素晴らしい浴槽です。
ちなみに「幕湯」と「男湯・女湯」のチケットは別で、しかも一番最初に購入しないといけませんから、入れないことも考えて番台の方に様子を伺ってから購入するようにしましょう。

「岡山の宝」ともいうべき「真賀温泉・幕湯」入浴には「個々人のマナー」が必要です。
温泉道とは「入浴出来なければ、また次の機会で」という気持ちのゆとりが大切です。
「マナー」を守ってこそ、利用者全員が気持ちよく入浴できる温泉が保たれるのです。


真賀温泉 真賀温泉館

住:岡山県真庭市仲間
TEL:0867-62-2953
HP:http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/2/8/


厳選!中四国温泉ガイド

プロフィール

中野一行(なかの・かずゆき)

1976年生まれ。中四国・九州の温泉250ヵ所以上を渡り歩く、温泉を心から愛するフォトグラファー。温泉の知識と正しい入浴法を広める「2つ星 温泉ソムリエ」と、適切な温泉利用を普及するための「温泉入浴指導員」の資格を持つ。中国・四国地方にある『本当にいい温泉』を広めるため、情報を発信中!

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