広島の本|広島の出版物と、広島にゆかりのある出著者・出版物を検索・紹介するWebSite

有名人ブログ

元RCCスポーツアナが熱烈応援!

こちら赤ヘル実況席

【拙著「Carp−0719」を全国の書店で一斉販売させていただきました】

2015/07/21

7月19日の中国新聞一面の広告欄に『0719』の数字が躍った。これは7月19日を意味する。
 1975年のこの日、甲子園球場でオールスターゲーム第1戦が行われた。この試合はカープの魅力を全国へ強烈にアピールした。初回、山本浩二が左翼ポール際に本塁打を放てば、衣笠祥雄も負けまいと豪快に左翼席に放り込んだ。二人は2回にも2打席連続で本塁打を叩き込んだ。「これは驚きだ! 打った、打った、また打った!」の実況アナの叫びは、今も耳に残る。『YK砲』の2本のアベック本塁打は、全国に『赤ヘル旋風』を巻き起こす契機となり、快進撃を展開。カープは球団創設26年目で悲願の初優勝を遂げた。また79年には「江夏の21球」を生んだ近鉄との激闘を制し、日本一に駆け上り、翌年も日本シーリーズに勝利した。これらを含め、カープは75年から91年までの17年間に、3度の日本一、6度のリーグ優勝、15度のAクラス入りを果たした。 

 そこで7月19日は「カープ黄金時代の幕開けの日」として、日本記念日協会に登録された。この日に合わせ筆者は「Carp‐0719」を上梓。当時の選手の活躍、逸話に止まらず、カープ周辺の懐かしの、知られざる話を、元カープ実況アナの立場から多角的に記した。オールドファンはもちろん、カープ女子を中心とした若いファンにも満足いただけると信じている。是非、ご一読を! 

 75年の前半戦終了時のカープの順位は3位であったが、首位阪神とは1.5ゲーム差であった。「いずれ落ちるよ」とのファンの声は『YK砲』の活躍で杞憂に終わらせた。今季のカープの球宴前の順位は5位だが、首位DeNAとは2ゲーム差。75年と似てきた。 
 筆者は「2匹目のドジョウ」を狙って球宴に注目した。第2戦の戦いの場はマツダスタジアム。そのためファンの後押しもあり『赤ヘル旋風』の再来を期待した。初出場の會澤翼は先制本塁打を打ち、MVPに輝いた。この自信は打撃に限らず、女房役として後半戦への弾みになる。また自慢の勝負強さを発揮した新井貴浩は敢闘賞を獲得。2試合を通じて活躍した選手に贈られるBe a driver.賞は田中広輔が選ばれた。先発の黒田博樹は公式戦通りの投球で、前田健太も全38球を直球勝負で、それぞれ2回を無失点に抑えた。選手は存分に能力を発揮し、チームは勢づき優勝も夢ではない。筆者は早くも「第二期黄金時代」の執筆準備に入ろうか、迷い始めている。
                                                        (7月20日記)


こちら赤ヘル実況席

プロフィール

鈴木信宏(すずき・のぶひろ)

1946年東京生まれ。1970年スポーツアナウンサーとして中国放送(RCC)入社、カープ戦の実況はを800試合以上を数える。2006年定年退職後も、カープへの熱い思いを胸に、執筆などで活動する。著書に「カープとともに真っ赤に燃えたマイク人生」(文芸社)がある。

有名人ブログ一覧

Copyright@Themediasion.co.,ltd  相互リンクはこちら
株式会社ザメディアジョン 新卒採用のコンサルティング・アウトソーシング 広島グルメwalker 合同説明会&就職勉強会