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元RCCスポーツアナが熱烈応援!

こちら赤ヘル実況席

ヒーローインタビューは素早く

2015/05/26

 プロ野球公式戦は試合数の関係で2連戦が生じる。前節の中日戦がこれに該当。だが巨人、DeNA戦と負け越し、先の中日戦はまさかの2連敗。悪い流れを止めるには3連戦でなくてよかった反面、カープ戦がないことに寂しさを覚えた。そこで21日は阪神・巨人戦をテレビ観戦した。 

 昨今のプロ野球のテレビ中継はデジタル化で、空きチャンネルを利用したマルチ編成が可能になった。その結果、放送時間内に試合が終わらなくても、デジタルより画質が落ちるが標準画質で終了まで楽しめる。またローカル中継は別として、地上波で全国ネットされるカードは、BSでリレー中継することがあり、以前より放送時間への不満が減少した。さらに有料放送を利用すれば、カープ戦が全試合テレビ観戦できる。とはいえ全国的には地上波中継は減少している。特に関東地区が顕著でプロ野球人気の行く末が気にならざるを得ない。この日はリレー中継で広島地区はRCCが放送、放送時間を越えた部分はBS・TBSが引き継いだ。 

 試合終了後の勝利チームのファンの楽しみは、ヒーローインタビューだ。この日は阪神が逆転勝ちしたが、一向に始まる気配がない。リレー放送であっても放送時間は限度がある。これでは阪神ファンの勝利の興奮も冷める。堪りかねた解説の槙原寛巳氏は放送時間を気にしたのか、「始まりませんね」と気を揉んだ。ヒーローは相当の時間を置いて登場した。 
 実は、この傾向はマツダスタジアムでも感じていた。カープが勝利したとき、筆者のアナ時代はナインが一列に並び挨拶することはなかった。そこでゲーム終了後は素早くお立ち台を用意。興奮が冷めやらぬうちに慌ただしくインタビューがスタートした。最近は始まらないことに業を煮やし家路につくファンが目立つ。但しヒーローインタビューがスタートした1970年代から今日まで、記録を達成した選手が生まれると、ベンチ裏にナイン全員が集まり乾杯で達成者を祝福した。そのため多少は遅れるのだ。これが唯一の例外であった。すでに現場を離れ約20年の筆者に最近の事情は分からないが、槙原氏と同じ思いに至った。 

 カープは先日のヤクルト戦も自慢の投手陣が打たれ負け越した。ファンは怒り心頭に発している。今日から鬼門の交流戦を迎える。昨季は首位で交流戦に臨んでも、9勝15敗と大失速。今季のチーム状態は昨季とは逆で、さらに最悪の事態を招きかねない。気分一新、踏ん張ってほしい。昨季の二の舞だけは勘弁願いたい。
                        (5月25日記)


こちら赤ヘル実況席

プロフィール

鈴木信宏(すずき・のぶひろ)

1946年東京生まれ。1970年スポーツアナウンサーとして中国放送(RCC)入社、カープ戦の実況はを800試合以上を数える。2006年定年退職後も、カープへの熱い思いを胸に、執筆などで活動する。著書に「カープとともに真っ赤に燃えたマイク人生」(文芸社)がある。

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