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温泉ソムリエが自ら入浴!

厳選!中四国温泉ガイド

温泉におけるマナーの話

2015/02/03

「平均すると別府は約7割以上、中国地方は約1割」。

これは何の数字だと思われるでしょうか?
私が感じた個人的な数字ではありますが、温泉共同浴場の男湯における
「浴槽に入る前に体を洗う人の割合」
を示した数字です。

浴槽に入る前に体を洗うのは当たり前の事で、なおかつ脱衣場等に表示されている事が多いので、体を洗ってから湯船に浸かる方がほとんどどだと、以前は思っていました。

しかし実態は、かけ離れています。

中国地方の多くの共同浴場では、数回掛け湯をしただけで浴槽に浸かっている方が非常に多いと感じます。
なかには、掛け湯すらしない方もいます。

言語道断です。

もちろん、体を洗ってから入浴している方もいますが、ほんの一部にすぎません。

温泉共同浴場の多い「大分県・別府八湯」はどうでしょうか?
もちろん、掛け湯をしただけで浸かる方もいますが、多くの方は、ちゃんと体を洗ってから浴槽に浸かっているのです。

最初に別府の状況を見た時はショックでした。中国地方の状況に慣れていたからです。

別府の方の、温泉入浴に関するマナーの高さに感激しました。
個人の考えですが、この違いは、ある「施設上の違い」が大きく関係してると推測されます。

その違いとは「カラン」です(体を洗う場所にある、お湯が出る蛇口。シャワーが付いていたりもします)。

別府の共同浴場の多くには、お湯が出るカランがありません。
そのため、体を洗う時も、髪を洗う時も、顔を洗う時も、上がり湯も浴槽のお湯をタライで汲んで使います。

つまり、浴槽内のお湯を「いかに綺麗に保つか」が別府市民の意識に根付いているのです。
ですので、上記の様な数字になってくるのです。

それに比べ、中国地方の温泉共同浴場はカランが普通に存在します。
その為、お風呂から上がる時に体を洗いカランで流す、上がり湯の様にカランで体を流してお風呂から上がる事が出来るのです。

これが、結果的に「浴槽のお湯をどの様な状態に保つべきか」という事を、多くの方が考えなくなった一因を作ってしまったと考えています。

基本的には多くの施設の脱衣場に掲げられている様に、また公衆衛生上、「浴槽に浸かる前に体を洗い、十分に流してから浸かる」。これが地域関係なく、温泉の「基本的なマナー」なのです。

ただ非常に少数ですが、石けんの使用が禁止されていたりする施設もあったりしますので、その様な場所ではこの限りではありません。掛け湯をしっかりして入浴しましょう。



マナーとは、利用する人それぞれが個々に意識して、初めて効果があるものです。マナーを守って、楽しい温泉Lifeを過ごしたいものですね。


厳選!中四国温泉ガイド

プロフィール

中野一行(なかの・かずゆき)

1976年生まれ。中四国・九州の温泉250ヵ所以上を渡り歩く、温泉を心から愛するフォトグラファー。温泉の知識と正しい入浴法を広める「2つ星 温泉ソムリエ」と、適切な温泉利用を普及するための「温泉入浴指導員」の資格を持つ。中国・四国地方にある『本当にいい温泉』を広めるため、情報を発信中!

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