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注目の著者インタビュー

Yes! HIROSHIMA NAGASAKI GITEISHO

渡部朋子さん

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Yes! HIROSHIMA NAGASAKI GITEISHO

2010/09/03

 広島の若い方たちの意見や、長崎の若い方たちの意見とか、ドイツのアーティストの人たちとか、いろんな人たちの協力で出来上がった一冊なんです。最初に本の値段を決めて始めたんです。普通は、できあがってから決めるでしょ。でも、中学生でも買える、誰でも手に取って読んでもらえる、そんな本にしたかったんです。ですから、買ってもらうというよりも、広げたい、ヒロシマ・ナガサキ議定書を知ってもらいたいという思いで、誰でも買えるワンコインの500円に。あとは、みんなで手売りしていく中で、そこの部分を回収していこうっていう決意のもとにできました。
「YES!キャンペーン」の、いいところは、お年寄り組と若者組がコラボレーションをしたことですね。若者組代表が事務局長の十代の女性。お年寄り組は被爆者の方たちで、もうご高齢で体も悪いのに。でも、今やらなければならないって。そんなみんなが力を合わせた結果が「YES!」。
 さらに、この本が出来たのは黒田征太郎さんがいてくれたおかげです。黒田さんは以前から、原爆の絵を描いておられた方なんです。あの「ニューヨークの9.11」の時も、現地にいらっしゃったみたいです。、それから何より黒田さんにとって原爆とか戦争っていうのが彼自身のことになったのは、この戦争童話集というのを作り始めた野坂昭如さんっていう方との出会いなんですよ。いっぱい本を作ってらっしゃるんですが、野坂さんとの出会いが、戦争とか平和とか……。
 実は5月3日に黒田征太郎さんが来て、NHK広場で絵を描いたり、いろんなパフォーマンスをしていただいたんですけど、その時の原画手描きが80枚あるんです。黒田さんがせっせと80枚の絵を描いてくださたんです。
 そうやって、黒田さんやさまざまな人の手とご好意によって作り上げられた一冊なんです。議定書という、一見難しそうな内容ですが、すてきなイラストと子どもたちでも理解できる文章で書かれています。未来を担う子どもたちはもちろん、大人の方も一度手にとって見ていただきたいと思っているんですよ。

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渡部朋子さん

著者プロフィール

1953年広島市出身。特定非営利活動法人ANT-Hiroshima代表理事。法律事務所の事務局長を務めるかたわら、平和都市・広島を活動の拠点とし、国際協力・平和教育活動にたずさわる。また、学校教育や生涯教育の現場で子どもたちに平和の心を伝え続けている

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